制作事業

  |  
4 Min Read

すべての思い出は10テラバイトの中に

2021-03-08r

社内で情報機器の入れ替え作業をしておりまして。その作業が遅れる原因のひとつに、溜まったデータの移転があります。分かっていますよ。そんなのオンラインストレージがすべて解決するじゃないかって。もちろん分かってるんですけど…。

現在、500ギガ、1テラ、3テラと3つに分かれた内蔵ハードディスクを処分するために、10テラバイトの外付けハードディスクを手に入れました。「ムーアの法則」といえばその感覚が分かってもらえると思うのですが、大容量化が進んでますね。できることなら、最初からそうしてくれれば、いちいち移転作業しなくて済むのだが…。

それで、弊社で最も古いデジタルデータは、1999年にカシオのデジタルカメラ「QV-10」で撮影された写真です。私の記憶が確かなら、ひのき屋応援団の「ヒロセ」さん(の息子さんだったかな…)が懸賞で当てられたそうで。撮っても現像できないから、ということで頂きました。

事務所・メンバー」「山添村公演」「旭川にて」という3つのフォルダーがありますが、どうもそれ以外の写真も混ざっていて、当時の自分の整理能力の未熟さが見て取れます。

内容はとてもご覧に入れられるようなシロモノではありませんで、ひのき屋メンバーの名誉もありますから、ほいほい公開したりはしませんが。例えばこのような写真が(当時の解像度でどうぞ)。

北斗市(当時上磯町)総合文化センター「かなで〜る」公演(おそらく1999)
iMacで事務をするひのき屋代表(おそらく1999)
保育園公演のひとコマ(おそらく旭川こぐま保育園、1999)

1999年以降すべての思い出が、10テラバイトで収まるというのは、嬉しいやらむなしいやら。

と感傷に浸っている場合ではないのです。いますぐUSBケーブルを挿して、ハードディスクのフォーマットを始めなくては!

Topics:   制作事業