みかん箱の学びはどうなのか。
その立ち位置の理解になればと思い、ちょっとした表を作りました。
一般的な学びの場
縦軸を「学習意欲・習慣」。
横軸の右側を「系統的」な学習。
左側を「問題解決的」な学習としました。
まず言えるのは、みかん箱は学習塾、つまり学習意欲の高さと、系統的な学習を追求する場所ではなさそうです。すでにそうした塾は、世にありますので。
もちろん学習支援には取り組んでいます。しかし、アフタースクールなど、支援の場は教育機関やほかにもあるので、それが独自の取り組みかと聞かれると、そうとも言い切れません。
学びのある居場所でありたい
みかん箱が、特に大事にしていること。
- 人の話をしっかり聞く
- 自分でじっくり考えてみる
- テストの点数(つまり人のこと)を気にしない
- はやくたくさんできることより、ゆっくりしっかりやることを身に付ける
言い換えれば、宿題しろ、勉強しろ、成績を上げろ、という前に、しなければならないことがたくさんあるということです。
そのひとつが、居場所づくりです。居場所は、他の領域へ行くための土台となります。つまり、充実した居場所があれば、安心して学習塾や、学習支援へ行くことができます。
そんな大切な居場所が、近年失われつつあります。そして、失われていることに気付いていない人がたくさんいます。
みかん箱は、学びのある居場所でありたい。
そう考えています。
どんな領域でも学びは楽しく
実際に学んでみると、それはひとつの領域にとどまることなく、複数の領域を行き来します。気分や体調、タイミングによって意欲が高まり、驚くような集中を見せます。時に学びは系統的で、問題解決的です。
いずれの領域においても、学びは楽しく、興味深くあるべきです。
みかん箱は、学習意欲の高まった状態で、できれば問題解決的な学習に取り組みたいと考えています。言うまでもなく、時には学習支援、学習塾的な学びを取り入れて、バランスをとるのがいいでしょう。
居場所を土台にして、知の探検に出かける。全体的にはそんなイメージです。
そして学びの主人公、主役になっているかどうか。このあたりが評価のポイントになります。